Calendar Timesheet

Google カレンダーから 6 分単位(0.1 時間)で請求する方法

2026年10月19日更新。約 6 分で読めます。一般的な情報であり、法律や税務に関する助言ではありません。

弁護士、会計士、多くのコンサルタントは、1 時間の 10 分の 1、つまり 0.1 時間を 1 単位として請求します。始めた 6 分のブロックごとに 0.1 時間と数える方式です。クライアントの仕事がすでに Google カレンダーに入っているなら、タイマーを使わなくても、この方式で請求するために必要な情報はカレンダーにそろっています。このガイドでは、実際の 1 日を例にしたルールの適用、過大請求にならない Google スプレッドシートの数式、委任契約書や業務委託契約書に書いておくことを紹介します。

6 分単位の仕組み

各記録を次の 6 分の倍数に切り上げてから、時間に換算します。1 分から 6 分は 0.1 時間、7 分から 12 分は 0.2 時間と数え、55 分から 60 分は 1.0 時間になります。全体の早見表は、請求時間の計算ツールの下にある6 分単位の早見表にあります。このツールでは、所要時間の一覧をまとめて切り上げることもできます。

切り上げは 1 日や 1 か月の合計ではなく、記録ごとに行います。だからこそ結果が予測しやすく、クライアントは請求書のどの行も、元になった会議と照らし合わせて確認できます。

具体例:カレンダーの 1 日分

あるクライアントの 4 件の記録を、時間単価 8,000 円で計算します。

Google カレンダーの予定実際の時間請求時間
クライアントとの電話7 分0.2 時間
短い電話(後から追加)2 分0.1 時間
草案のレビュー31 分0.6 時間
打ち合わせ1 時間 20 分1.4 時間
合計2 時間 00 分2.3 時間

8,000 円で 2.3 時間なら 18,400 円 です。実際の時間はちょうど 2 時間で、16,000 円になります。差額の 2,400 円が切り上げ分です。記録ごとに 6 分単位で切り上げると、1 件あたり平均で約 2.5 分が上乗せされるため、短い記録が多いほど積み重なります。これがこの方式の仕組みであり、最初の請求書の前にルールを伝えておくべき理由です。

Google カレンダーから 0.1 時間単位へ:手順

  1. クライアントの仕事 1 件につき予定を 1 つ。タイトル、色、または専用のカレンダーでクライアントがわかるようにし、会議が早く終わったり延びたりしたら終了時刻を直します。手順はGoogle カレンダーで工数管理:タイマーなしで作業時間を記録で、各予定にタグを付ける方法はGoogle カレンダーで時間を集計:クライアント別・色別・週別で説明しています。
  2. 予定を Google スプレッドシートに入れます。1 予定を 1 行とし、開始時刻を B 列、終了時刻を C 列に置きます。方法の比較はGoogle カレンダーをスプレッドシートに自動で書き出す・同期するにあります。
  3. D 列に請求時間:=CEILING(ROUND((C2-B2)*1440),6)/60。この数式は、所要時間をまず分単位の整数にし(1 日は 1,440 分)、6 の倍数に切り上げてから 60 で割ります。
  4. E 列に金額(時間単価は F 列):=D2*F2。月の合計は E 列の合計です。

クライアント、最低時間、月ごとの合計といった請求用の列は、フリーランス向け Google スプレッドシートのタイムシート テンプレート(数式付き)にそろっています。

請求額が変わる 3 つの落とし穴

委任契約書・業務委託契約書に書くこと

最初の請求書の前に、ルールをわかりやすい言葉で書いておきましょう。たとえば「時間は業務ごとに記録し、0.1 時間(6 分)を 1 単位として請求します。各業務は次の単位に切り上げます。」のようにします。

アメリカの例として、ノースカロライナ州弁護士会の2022 Formal Ethics Opinion 4(2023年10月27日採択)があります。弁護士がこのやり方を依頼者ごとに書面で説明し、依頼者が同意していること、請求が正確であること、複数の依頼者への業務が重ならないことを条件に、6 分単位での請求を認めています。一方で、1 時間単位での請求は明らかに過大になるとしています。これはアメリカの一州の見解です。ルールは国、州、職種によって異なるため、所属する弁護士会や職能団体の規則を確認してください。

よくある質問

6 分は 0.1 時間と同じですか?

はい。1 時間は 60 分なので、1 時間の 10 分の 1 は 6 分です。0.25 時間は 15 分にあたります。

1 分の作業でも 0.1 時間として請求しますか?

一般的なルールでは、はい。始めた単位はすべて数えます。クライアントが独自の請求ガイドラインを出している場合は、合意した内容に従ってください。

Google カレンダーで時間を切り上げられますか?

いいえ。Google カレンダーには請求や端数処理の機能がありません。切り上げは、上の数式を使った Google スプレッドシート、またはアドオンで行います。

毎月、0.1 時間単位で

無料の Calendar Timesheet のアドオンは、カレンダーを Google スプレッドシートに書き出し、色別・カレンダー別の合計を付けます。Pro のトライアルでは、各予定を 6 分(または 5、10、15、30、60 分)単位で切り上げ、予定ごとの最低時間とクライアントごとの単価を加え、毎月クライアントごとの請求明細にまとめて締めます。

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