Google カレンダーを Excel または CSV に書き出す(所要時間付き)
Google カレンダーには、予定を Excel や CSV ファイルとして保存するボタンがありません。標準のエクスポートで作成されるのは、カレンダー アプリ同士で予定をやり取りするための形式である .ics ファイルで、Excel はこれを一覧として読み込めません。いちばん手早いのは、無料の Google カレンダー Excel 変換ツールです。Google のエクスポートをドロップすると、予定ごとに 1 行、合計できる所要時間の入った .xlsx または .csv ファイルを、何もアップロードせずにダウンロードできます。Google アカウント内で作業したい場合は、Google スプレッドシートを経由します。予定をスプレッドシートに入れ、所要時間の列を追加してから、スプレッドシートを .xlsx または .csv としてダウンロードします。
Google カレンダー自体のエクスポートで得られるもの
パソコンで 設定、インポート / エクスポート、エクスポート の順にクリックすると、カレンダーごとに 1 つの .ics ファイルを含む .zip がダウンロードされます。1 つのカレンダーだけなら、そのカレンダーの 設定と共有 ページから書き出せます。Google のヘルプページには、さらに 2 つの制限が書かれています。スマートフォンの Google カレンダー アプリからは書き出せないこと、そしてカレンダーを書き出すには「予定の変更および共有の管理」権限が必要なことです。
このファイルは別のカレンダー アプリのためのもので、集計用ではありません。毎週の会議は、週ごとに 1 回ずつではなく、繰り返しのルール付きで 1 回だけ現れます。ガイド「Google カレンダーの予定を Google スプレッドシートに自動で書き出す」で、このエクスポートとほかの選択肢を比較しています。
時間の合計だけが必要なら、スプレッドシートは不要です。無料の Google カレンダー時間集計ツールが同じエクスポートをブラウザ内で読み込み、カレンダー別、キーワード別、週別に合計します。
ステップ 1:予定を Google スプレッドシートに入れる
無料の方法が 2 つあり、どちらも自分の Google アカウント内で完結します。
- 短いスクリプト。ガイド「Google カレンダーをタイムシートにする方法」に、選んだ月のメインのカレンダーの予定を 1 件 1 行で書き出す 10 行の Apps Script があります。日付、開始、終了、時間、タイトル、色が入ります。定期的な会議も、各回がそれぞれ 1 行になります。
- Calendar Timesheet の無料エクスポート。最長 1 年までの任意の期間と読み込むカレンダーを選びます。予定ごとに 1 行(日付、開始、終了、所要時間、タイトル、カレンダー、色)を エクスポート シートに書き出し、色別とカレンダー別の合計も表示します。
ステップ 2:所要時間を合計できるようにする
開始時刻を B 列、終了時刻を C 列に入れた場合は、次のとおりです。
| 目的 | 数式 | 列の表示形式 |
|---|---|---|
| 10 進数の時間(1 時間 30 分なら 1.5) | =(C2-B2)*24 | 数値 |
| 時刻形式の時間(1:30) | =C2-B2 | カスタム数値形式 [h]:mm |
人に渡すファイルには、10 進数の時間のほうが安全です。Excel でも CSV でもただの数値のままで、時間単価をそのまま掛けられます。時刻形式のままにする場合は、[h]:mm の角かっこによって、合計 26 時間が 2:00 と表示されるのを防げます。深夜 0 時を過ぎて終わる予定や切り上げの数式は、ガイド「Google カレンダーで稼働時間を計算できますか?」で紹介しています。
ステップ 3:Excel または CSV としてダウンロードする
Google スプレッドシートで ファイル、ダウンロード の順に開きます。
- .xlsx(Microsoft Excel)は、すべてのシートを含むスプレッドシート全体を、数式と表示形式ごと保存します。
- .csv(カンマ区切り)は、開いているシートだけを書式なしのテキストとして保存します。値のみで、数式も書式も含まれません。ダウンロードする前に、目的のシートを開いてください。
| .xlsx | .csv | |
|---|---|---|
| 1 つのファイルに複数のシート | はい | いいえ、1 ファイルに 1 シート |
| 数式と合計 | 保持される | 値のみ |
| 適した用途 | 人が開くファイル | 別のツールへの取り込み |
ファイルを送る前に確認する 3 つのこと
- CSV の日付。CSV では日付がスプレッドシートの表示どおりのテキストとして保存され、Excel はそのテキストをパソコンの地域設定で読み取ります。05/10/2026 は 10月5日にも 5月10日にもなりえます。ダウンロードの前に日付の列を
2026-10-05の形式にしておけば([表示形式]、[数字]、[カスタム日時])、どのパソコンでも同じ日として読み取られます。 - タイムゾーン。時刻はスプレッドシートのタイムゾーン([ファイル]、[設定])で表示されますが、それがカレンダーのタイムゾーンと同じとは限りません。エクスポートする前に、請求の基準とするタイムゾーンをスプレッドシートに設定してください。
- 数えるべきでない予定。終日の予定、辞退した招待、2 つのカレンダーにコピーされた会議は、どれも合計を水増しします。カレンダーの合計を狂わせる落とし穴とその対処法は、ガイド「Google カレンダーをタイムシートにする方法」で紹介しています。
書き写す手間を省きましょう。Calendar Timesheet の無料エクスポートは、カレンダーの任意の期間をシートに書き出し、所要時間と色別・カレンダー別の合計を付けて、Excel や CSV としてすぐにダウンロードできる状態にします。